秋木工業争議[労]1972.2.29
秋木工業争議[労]1972.2.29
1972年2月,秋木工業は〈合板不況〉を理由として,6工場中東京・栃木・大阪の3工場閉鎖・従業員320人の全員解雇を発表.組合は,この3工場は他の3工場より採算性は良好であり,真のねらいは背景資本である三井生命の組合破壊攻撃にあると判断,東京総行動など大衆闘争でこれと対決した.三井生命をも団体交渉に加え,’73年9月,新工場への再雇用協定などで終結した.〔参〕倉持米一《長期不況下の争議》1983.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。