法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   成田空港第2次強制代執行[文]1971.9.16

成田空港第2次強制代執行[文]1971.9.16

成田空港第2次強制代執行[文]1971.9.16

   千葉県は,成田空港第1期工事区域に残る駒井野団結小屋など,反対派の土地4ヵ所に対して,9月16日から第2次強制代執行を開始した.空港反対同盟は,農民・学生や労働者など3200人を動員して警察官5300人と激しい衝突をくり返し,火炎ビンなどのために機動隊員3人が死亡した.9月20日には,最後の拠点であった小泉よね宅撤去によって初めて民家をとり壊し,代執行は終了した.2度の強制代執行によって空港建設反対闘争は一応のヤマを越したかたちとなった.この間,逮捕者471人,負傷者183人にのぼった.〔参〕三留理男編《大木よね――三里塚の婆の記録》1974.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ