保険医総辞退[社]1971.7.1
保険医総辞退[社]1971.7.1
健保赤字を背景に健保連と日本医師会(日医)との対立が深刻化し,厚生省の中医協審議用メモ(2.18)を契機に日医は7月1日から無期限の保険診療拒否に入ることを指令.これに42都道府県医師会,6万4千人の開業医が従い山口県は7月12日から総辞退に入った.しかし,日医幹部が国民の理解と協力を求める姿勢に欠けていたため,さしたる成果もなく7月末に終結した.〔参〕全国保険医団体連合会編《戦後開業医運動の歴史》1995.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。