第9回参院選[政]1971.6.27
第9回参院選[政]1971.6.27
1970年代初の国政選挙であり,日中国交回復,沖縄返還協定等の問題が争点となった.この選挙では,自民,社会,民社など各党がタレント候補を公認し,テレビでの政見放送も初めて実施された.選挙結果は,自民63,社会39,公明10,民社6,共産6,無所属2であり,自民の後退,社会,共産の前進と評価された.タレント候補は,政党組織を背景にしない無所属の場合はほとんど落選した.また,社公民の選挙協力はおおむね成功した.〔参〕公明選挙連盟《第9回(46.6)参議院議員通常選挙の実態》1971.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。