ポーランド12月事件[国]1970.12.14
ポーランド12月事件[国]1970.12.14
ゴムウカ(ゴムルカ)の指導する〈社会主義へのポーランドの道〉は1960年代にかなりの成果を示し,’70年12月には西独政府との間に国交正常化が実現した.しかし,カトリック教会との対立や物価上昇(1.5~2倍)と賃金の固定,ノルマ増大に怒った労働者はいくつかの都市で街頭に出,警察部隊との間で衝突した.ゴムウカはこの責任をとって辞任し,ギエレクが党の第一書記になった.〔参〕《国際年報・1970年》.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。