チリ人民連合政府[国]1970.10.24
チリ人民連合政府[国]1970.10.24
1970年9月の大統領選挙で人民連合の推すサルバドル・アジェンデ(社会党員)が当選し,11月,彼を首班とする政府が発足した.人民政府はアナコンダ,ケネコットなどアメリカ国際銅資本の資産の国有化,大企業の国有化ないし統制化,抜本的な農地改革を実施し,チリ社会の根本的変革をめざしたが,’73年9月11日,軍部クーデターにより倒された.〔参〕後藤政子《現代のラテンアメリカ》1982.⇒1973[国]9.11.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。