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米ソ戦略兵器制限交渉(SALT)[国]1970.4.16

米ソ戦略兵器制限交渉(SALT)[国]1970.4.16

   1969年10月の米ソ間合意に基づき’70年4月から’72年5月まで計7回に及ぶ交渉が行われ,’72年5月26日には両国間に弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約と戦略的攻撃兵器の制限に関する暫定協約が調印された.しかし,戦略的攻撃兵器を制限する包括的な条約の締結は同年11月に開始された第2次SALTに持ち越され,6年半にわたる交渉の末に’79年6月18日,第2次戦略兵器制限条約が調印されたが,それは米ソの核軍縮合意というよりも核戦力現状の追認という色彩の濃いものであった.〔参〕江村儀郎《SALT(戦略兵器制限交渉)の現段階》1979.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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