産労懇(産業労働懇話会)[政]1970.1.10
産労懇(産業労働懇話会)[政]1970.1.10
労働大臣が委嘱する労使首脳および学識経験者で構成し,産業・労働についての〈自由な討議の場〉としているが,他の経済関係閣僚や総理大臣が出席することもあり,政労使三者代表が公式に会談できる会合である.会合は月1回で非公開.1970年1月10日,佐藤内閣の原健三郎労相のもとで開かれた初会合には,堀井利勝総評議長・滝田実同盟会長ら労働者側9人,永野重雄日商会頭・桜田武日経連会長ら使用者側9人,中山伊知郎日本労働協会会長ら学識経験者5人が出席し,座長に中山伊知郎を選出した.労働4団体・財界4団体は変わらぬ構成員である.年9回程度,持続的に開催されてきた.〔参〕稲上毅〈ここまで来た労組の政策参加〉(《中央公論》1979年4月号).
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。