助士廃止反対共闘委員会[労]1969.10.17
助士廃止反対共闘委員会[労]1969.10.17
EL・DL(電気機関車・ディーゼル機関車)の機関助士廃止は1967年3月に国鉄当局より提案されて以来,安全問題を焦点に交渉が重ねられた.’68年10月には国鉄労使で委嘱したEL・DL調査委員会が発足したが,1回だけの調査で’69年4月に〈1人乗務は安全性に問題がない〉と報告したため紛糾し,国労・動労は順法闘争を強化した.この2組合に総評・全交運が加わって共闘委を結成し,1人乗務10月実施に反対の闘争を展開した.〔参〕国鉄新聞1969.10.26.《動労30年史(上)》1982.《国鉄労働組合40年史》1986.⇒1971[政]10.5.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。