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三井美唄炭鉱労組事件判決[政]1968.12.4

三井美唄炭鉱労組事件判決[政]1968.12.4

   地方議会議員選挙に際し,組合統一候補の選にもれた組合員の立候補を統制処分したことが公職選挙法違反として刑事訴追された事件であるが,争点は労働者個人の政治活動の自由と組合統制権の限界にあった.最高裁大法廷は,組合の政治活動を初めて容認する一方,本件につき勧告・説得することは許されるが,処分は統制権濫用にあたり,かつ公選法違反とした.〔参〕労働法律旬報別冊691・2号.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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