新宿駅騒乱事件[社]1968.10.21
新宿駅騒乱事件[社]1968.10.21
第3回国際反戦デーのこの日,東京では都公安委員会により集会・デモが許可されなかった反日共系全学連各派と反戦青年委は,国会・防衛庁・米大使館などへの突入をはかり,午後8時には約4500人が新宿駅に集結,東口に集まった約2万人の群集と合流した.そのうちの一部は線路上に乱入,電車・貨車・駅舎・信号器などを破壊,南口階段に放火した.警視庁は翌22日午前零時15分,騒乱罪の適用を指令,一斉逮捕に移った.この日1日で745人(うち同罪適用450人)が逮捕され,秋山中核派委員長ら13人が騒乱罪の指揮容疑で起訴された.〔参〕高木正幸《全学連と全共闘》1985.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。