成田・江田新体制[政]1968.9.11
成田・江田新体制[政]1968.9.11
1968年夏の第8回参院選の敗北で辞任した勝間田委員長の後任には,成田知巳が確定的になった.問題は書記長人事で,勝間田と書記長代行の石橋政嗣らは江田三郎にしようとしたが,佐々木更三らが反対,結局同年9月11日からの党大会では役員を決められずいったん無期休会とした.10月4日再開した大会で書記長には投票で江田が選ばれた.江田の方が先輩なので〈逆子人事〉と評された.〔参〕成田知巳追悼刊行会《成田知巳・活動の記録》1981.⇒1967[政]8.5,1977[政]12.13.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。