チェコ事件[国]1968.8.20
チェコ事件[国]1968.8.20
ワルシャワ条約機構の5ヵ国軍は8月20日夜11時国境を越え,チェコスロヴァキア全土に侵攻した.翌21日未明,党幹部会は軍事介入を非難する決議を行ったが,同日中にドゥプチェク,スムルコフスキー,チェルニークらが逮捕され,国外に連行された.介入は,党・政府指導部の〈兄弟的援助〉の要請によると説明され,後に社会主義共同体を防衛するための〈制限主権論〉が打ち出された.結局,再生運動は武力により抑圧された.〔参〕《戦車と自由》全2巻,1968.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。