医師法改正[政]1968.5.10
医師法改正[政]1968.5.10
1946年以降,医師免許を取得する要件として医学部卒業後1年以上の実地修練(インターン)が課されてきた.しかし,その指導体制の不備など矛盾が累積して,早くからその改善ないし廃止を望む声が広がっていた.’67年7月に同制度の改正法案が上程されると医学生の運動が高揚し,医師国家試験受験拒否闘争が行われてきたが,ようやく,この日,実地修練を廃止し新たに臨床研修を設ける改正法が公布された.〔参〕厚生省《医制百年史》1976.⇒1965[社]12.20.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。