68春闘[労]1968.4.19
68春闘[労]1968.4.19
物価上昇のもと,各産業の中核組合を軸に中核先行方式が取られた春闘.2月25日,全国で物価メーデーが開かれた.4月13日,前年実績同額の鉄鋼回答が出された.電機は19日より32組合が電機労連結成以来の大規模な72時間ストに入り,24日に72時間ストを設定し鉄鋼相場を大きく上回った.合化・私鉄も相場を引き上げた.結果は労働省調べで,民間5296円,13.6%と前年をさらに上回った.〔参〕小島健司《春闘の歴史》1975.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。