沖縄，復帰春闘［労］１９６８．４．１８

   沖縄県労協は１９６８年春闘を第２次佐藤・ジョンソン共同声明への批判をこめた復帰春闘と設定し，労働基本権をとりあげ労働者を無権利の状態にしばりつけている労働布令１１６号の全面撤廃と大幅賃上げなど要求，４月２４日には全軍労が１０割年休闘争に入り主要基地でピケを成功させ，港運労軍港湾支部も全軍労と同一歩調をとり，全逓労も職場放棄を断行した．〔参〕前原穂積《戦後沖縄の労働運動》１９７０．

大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』（労働旬報社、1995年）に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。