プラハの春[国]1968.4.1
プラハの春[国]1968.4.1
チェコスロヴァキア共産党中央委員会総会は4月5日〈行動綱領〉を採択し,社会主義再生運動の目標を体系的に示した.党が社会の万能の〈支配人〉になることを拒否し,市民的自由の保障と議会強化・企業管理への労働者参加と社会主義的市場の利用などを掲げた.ノヴォトニーの失脚後,ドゥプチェクら新しい指導者は,〈人間の顔をした社会主義〉をめざして大胆な自由化措置を実行した.そのため,この時期は恒例の音楽祭の名をとって〈プラハの春〉と呼ばれた.〔参〕平田重明《埋れた改革・プラハの春の社会主義》1984.⇒1968[国]8.20.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。