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国労・動労5万人合理化反対闘争[労]1968.2.19

国労・動労5万人合理化反対闘争[労]1968.2.19

   国鉄は1965年度から第3次長期計画をスタートさせた.その内容は,幹線輸送・通勤輸送・安全投資の3つに重点を置きつつ,営業・事務の近代化計画が新たに加わり,それに伴って5万人の要員を削減するというものであった.要員削減のためEL・DLの1人乗務化や列車掛新設問題などが提案され,’68年~’69年にかけて国労・動労によるストライキが反復された.2月19日は国労・動労による第1次順法闘争が開始され,3月21日の第4次順法闘争まで実施し,3月23日に中止した.この闘争によって職場団交権の確立・時短などを獲得し,機関助士廃止問題は先送りとなった.〔参〕《国鉄労働組合40年史》1986,《動労30年史・上》1982.⇒1967[経]3.31,1968[労]4.1,1969[労]10.17.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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