長時間保育[文]1967.9.30
長時間保育[文]1967.9.30
働く婦人が増加する一方で保育所の保育時間は1日6~8時間と,労働時間と保育時間のへだたりが大きくなっていた.そのなかで,美濃部革新都政が都の独自施策として〈朝は7時前から,夜は7時ぐらいまでの間,働く母親たちが子どもを安心して預けられる保育所にしたい〉として実現したもの.当初はパート保母の配置というささやかな施策であったが,しだいに充実し全国の自治体の保育施策に大きな影響を与えた.〔参〕一番ヶ瀬康子・寺脇隆夫《児童福祉行政の焦点》1975.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。