CO家族会,坑底座り込み[労]1967.7.14
CO家族会,坑底座り込み[労]1967.7.14
1963年11月の三井三池炭鉱の大災害以降,CO(一酸化炭素)中毒患者とその家族の生命と生活を守る闘いは,社会党提案のCO特別措置法案の参議院での審議を前に大きなヤマ場を迎えた.’65年3月14日に結成されていた〈CO中毒患者家族の会〉は’67年7月1日から大牟田市役所前で座り込みを始め,13日には上京家族が労働省前に座り込み,14日からは家族会の78人が三池三川鉱の坑底に座り込んだ.20日に参議院で特別措置法が可決されると坑底座り込みを解いて昇坑したが,21日に衆議院でも可決され,大災害以来3年半ぶりでCO特別措置法が制定された.〔参〕三池炭鉱労組編《みいけ20年資料篇》1968.⇒1987[文]7.12.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。