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第31回総選挙[政]1967.1.29

第31回総選挙[政]1967.1.29

   1966年夏以降,自民党内部に疑獄事件が連続するなか,これら〈黒い霧〉をめぐって争われたこの選挙では,戦後初の定数是正がなされ定数が467から486へ増えた.選挙結果は,自民277,社会140,民社30,公明25,共産5,無所属9,であった.自民党は議席を大きく後退させ,得票率も48.8%と初めて50%を割った.しかし,社会党も若干議席数を後退させたこともあり,自民党の敗北感は少なかった.一方,衆院初登場の公明党が25,民社党が30議席を占め,多党化の端緒的状況がつくられた.〔参〕石川真澄《データ戦後政治史》1984.⇒1969[政]12.27.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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