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宝樹論文[労]1966.12.31

宝樹論文[労]1966.12.31

   宝樹文彦全逓委員長が毎日新聞と月刊労働問題に発表した〈労働戦線統一と社会党政権樹立のために〉と題する論文.内容は1966年6月の全逓大会決定にそって,労働戦線の分裂を招いているのは共産党だとして,これとの絶縁を強調したうえで,労働4団体の再編統合と社会・民社両党の再統一とによって政権を樹立すべきだとしていた.これに太田合化労連委員長が反論するなど,労働戦線再編・統一問題の口火になった.〔参〕《日本労働年鑑》38集.⇒1967[労]2.27,1970[労]1.1.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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