能力主義管理研究会[経]1966.10.-
能力主義管理研究会[経]1966.10.-
日経連は1965年10月22日の臨時総会で少数精鋭主義の人事労務管理確立の方針を採択し,能力主義と名づけた.本研究会はこの問題の検討のために,主要企業21社の人事担当部課長を集めて’66年10月に発足した.その後2年間検討を重ね,’68年10月最終報告を発表した.労働力不足・資本自由化・技術革新による労働内容の変化を背景として,従来の学歴や年齢・勤続を基準とした年次別・属人的管理から能力別の個別管理への移行を主張し,その後の大企業の労務管理の指針となった.〔参〕日経連《能力主義管理》1969.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。