自主独立路線[政]1966.10.24
自主独立路線[政]1966.10.24
社会主義国や共産党が他の社会主義国や党に指導されたり干渉されたりすることを拒否し,自国の社会主義建設や革命運動に責任を持って自主的に活動するという方針.日本共産党は,1966年3月の中国共産党との決裂を経て,8月8日の赤旗紙上の論文でこの方針を明確にし,10月24~30日の第10回党大会で中・ソ両大国からの干渉を許さない〈自主独立路線〉を確立した.これに前後して西沢隆二などの〈中国派〉の除名や日中友好協会・日本ジャーナリスト会議やアジア・アフリカ連帯委員会などの民主団体での分裂の動きも生じた.〔参〕《日本共産党の60年》1982.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。