総評,中央最賃審議会ボイコット声明[労]1966.10.17
総評,中央最賃審議会ボイコット声明[労]1966.10.17
1963~64年は総評傘下労組の最低賃金制闘争が盛り上がり,’64年には大橋労相から全国一律制は日本でも実施可能という発言を引出すなど,統一行動・対政府交渉が前進した.政府は将来の最賃制のあり方を中央最賃審に諮問したが,それが全国一律制を含まない白紙諮問であったため,これに抗議した総評は中立労連とともに9月22日,労働省に対して10月以降最賃行政非協力通告を行い,17日,中央最低賃金審議会をボイコットした.〔参〕総評1966.9.23,10.21.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。