総評堀井新議長[労]1966.7.31
総評堀井新議長[労]1966.7.31
前任の太田薫合化労連委員長が5月12日に次期東京都知事選挙に出馬の意向があることを表明したため,総評議長の後任に堀井利勝私鉄総連委員長が第31回大会で選任された.しかし,都知事選は翌年のことで,革新統一候補は美濃部亮吉氏になった.不確実な個人的希望意見が総評人事に直結した背景には,反太田勢力が後任選びを急ぐなど,総評内部の複雑な派閥対立の影響があった.〔参〕《日本労働年鑑》38集.⇒1970[労]8.9.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。