66春闘[労]1966.4.26
66春闘[労]1966.4.26
不況下の物価高で,生活防衛が切実となった春闘.2月27日に初の物価メーデーが行われた.民間は4月12~15日にかけ電機・全金・合化等がストに突入した.4月18日に鉄鋼回答が出た後,4月下旬に民間は終結に向かった.私鉄・公労協が残り,26日に私鉄が24時間スト,公労協も朝までストに入った.私鉄は30日にもストに入り解決した.妥結結果は労働省調べで,民間3403円,10.6%と前年を上回った.〔参〕小島健司《春闘の歴史》1975.⇒1966[労]2.27.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。