物価メーデー[労]1966.2.27
物価メーデー[労]1966.2.27
66春闘第1次統一行動として春闘共闘委が主催したもので,正式名称は〈物価値上げ反対,生活危機突破国民大会〉であり,全国218ヵ所211万人が参加.東京の中央会場には32万人が参加し,メーデーを除けば戦後最大の集会となった.他方,政府は3月1日の閣議で,国家公務員法違反を理由に集会に参加した国家公務員への処分を検討する動きを示したが,労働界の反発でうやむやになった.11月27日にも第2回の物価メーデーが開催され,以後,物価値上げに抗議する大衆行動として定着した.〔参〕《日本労働年鑑》37集.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。