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インドネシア9・30事件[国]1965.9.30

インドネシア9・30事件[国]1965.9.30

   1960年代初めからスカルノ大統領は〈ナサコム体制〉と呼ばれる勢力均衡体制の下で経済再建・改革と反帝・親中国政策を推進し,そのなかで共産党とその大衆組織の勢力が伸長した.9月30日~10月1日のウントン中佐らのクーデターを契機にスハルト将軍指揮下の陸軍は共産党の大弾圧に乗り出し,無抵抗の同党は壊滅的打撃を受けた.事件後スカルノの独裁的な権力は失墜し,スハルト将軍が陸軍の力を背景に政治の実権を握った.〔参〕和田久徳ほか《東南アジア現代史・I》1977.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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