日本民主主義文学同盟[社]1965.8.26
日本民主主義文学同盟[社]1965.8.26
新日本文学会が,安保闘争以後,反共産党的色彩を強め,1964年10月には江口渙ら党員作家を除名するにいたったことから,これに対抗して蔵原惟人・霜多正次ら〈リアリズム研究会〉のメンバーなど17人が発起人となって結成した団体.〈人民の立場に立つ民主主義文学の創造〉を目的に,各種文学教室や講演会のほか,政治活動にも積極的にとりくんでいる.結成当初会員2千人で,議長には江口渙が就任.12月には機関誌《民主文学》が創刊された.〔参〕日本民主主義文学同盟編《民主主義文学運動の歴史と理論》1981.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。