全電通パルチザン闘争[労]1965.6.3
全電通パルチザン闘争[労]1965.6.3
’65年春闘での全電通の半日スト(2回)に対する処分に抗議して行われた闘争.処分は解雇32人,停職677人を含めて16万人.全電通は,これに抗議して,10日間の時間外労働拒否のほか,〈協定・慣行など最大限に利用して,あらゆる合法的手段でパルチザン闘争〉を指令,全国各地で展開された.そして’65年11月10日を期して各地裁に16万マンモス訴訟の第1次分,1万6137人の訴状を提出した.だが,公社当局との〈実損回復〉交渉の進展のなかで,’66年7月12日,パルチザン闘争の中止,16万訴訟の逐次取り下げを指令し,終結した.〔参〕《全電通労働運動史》6巻,1982.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。