べ平連(ベトナムに平和を!市民文化団体連合)[社]1965.4.24
べ平連(ベトナムに平和を!市民文化団体連合)[社]1965.4.24
アメリカの北爆に対する批判が高まるなか,作家の小田実・開高健,評論家の鶴見俊輔・いいだももら38人のよびかけによるデモが行われ,その後,集会を開いて正式に発足.翌年10月には正式名称から〈文化団体〉を削除した.月1回の定例デモ,徹夜ティーチ・イン,米有力紙への反戦広告掲載,脱走米兵の援助など,従来の平和運動のイメージを打ち破ったユニークで多彩な活動を展開した.〈組織ではなく運動である〉と自己規定し,〈行動による連帯〉を主張してしだいに新左翼系学生との親和性が強まった.’74年1月に解散.機関紙《べ平連ニュース》.〔参〕小田実編《べ平連とは何か》1969.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。