65春闘[労]1965.4.6
65春闘[労]1965.4.6
不況下で,重化学工業労組を先頭に,公労協を第2陣とし,ヨーロッパなみの賃金獲得の第3年目として闘われた春闘.化学が先頭になり,4月6日から合化労連・全硝労・化同等が全面ストに入り,合化労連の激しい闘争が目立った.4月12日の鉄鋼回答は前年実績を1500円も下回るものであり,13日に鉄鋼の一部と化学等がストに入った.公労協は4月下旬,私鉄は4月末に解決した.結果は労働省調べで,民間3150円,10.6%と前年を下回った.〔参〕小島健司《春闘の歴史》1975.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。