国鉄第3次長期計画[経]1965.3.26
国鉄第3次長期計画[経]1965.3.26
輸送力の増強,とくに過密ダイヤに伴う危険を解消するために,1965年~’71年度の7ヵ年計画として策定された.その内容は2兆9720億円を投資して大都市国電線の線路増設と都心乗り入れ,主要幹線の複線化と電化,自動列車停止装置の導入,踏切立体化などを進めるというものであった.前期計画(’68年度まで)の98%が達成されたが,国鉄財政悪化のため,前期のみで打ち切られた.〔参〕中西健一《戦後日本国有鉄道論》1985.⇒1967[経]3.31.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。