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共産党4・17公労協スト反対で自己批判[政]1964.7.15

共産党4・17公労協スト反対で自己批判[政]1964.7.15

   4・8声明とその後のスト中止行動に関し,これを誤りだとして行った共産党の自己批判.第9回中央委員会総会(7.13~7.15)で自己批判が確認され,中央委員会幹部会の名で,〈春闘,4・17スト問題をめぐる総括と労働運動の当面の諸課題〉と題し,7月15日に発表された.その内容は,スト批判の過程でストライキに伴う弾圧,挑発,分裂の危険性だけを強調し,4・17ストを反動的挑発ストと規定することになり,ストライキを回避すること自体が最大直接の目標であるかのような立場に陥り,労働者の切実な要求の達成という春闘の基本目標があいまいになったというもの.だが除名など統制処分に対しては,組合民主主義を破壊する不当な行為だとして,その撤回を迫った.この自己批判を受けて,総評大会でも論議が行われた.〔参〕《資料労働運動史・昭和39年》.《日本共産党の60年》1982.⇒1964[労]7.20.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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