経済白書〈開放体制下の日本経済〉[経]1964.7.9
経済白書〈開放体制下の日本経済〉[経]1964.7.9
白書は日本経済が開放体制に向かうことを可能にした条件として,労働市場の供給超過から需要超過への変化と幼稚産業の発達をあげ,開放体制の利益として,国際分業の利益,競争による合理化促進の利益,大規模生産の利益の3つをあげた.そして日本経済は高い転換能力を持っているとし,輸出と産業構造の転換を通して開放体制下でも高度成長が可能とのべた.〔参〕エコノミスト43巻30号.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。