IMF・JC(国際金属労連日本協議会)[労]1964.5.16
IMF・JC(国際金属労連日本協議会)[労]1964.5.16
電機労連,造船総連,全国自動車,全機金の4単産を中心に結成.1975年より〈金属労協〉と改称.既存の4全国中央組織の枠を超えた金属機械労組の大産業別協議会であり,当初は’60年代以降の開放経済体制に対応しIMF(国際自由労連系国際産業別組織)との連携を強めるための国際連帯の窓口として出発した.’66年鉄鋼労連が加盟するなど加盟組合,組織人員は拡大し,’85年6月現在14単産8直組合201万2千人.JCは’67年以降〈JC賃闘〉を組織するなど運動体に脱皮し,春闘相場に強い影響力を及ぼすとともに,金属機械労組の労働組合主義的潮流の拡大,労働戦線再編に重要な役割をはたした.〔参〕芦村庸介編著《IMF・JCの世界》1968.《IMF・JC10年の歩み》1976.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。