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全電通等4・17スト反対者の統制処分[労]1964.4・28

全電通等4・17スト反対者の統制処分[労]1964.4・28

   共産党4・8声明に端を発した,共産党員による公労協4・17スト反対の行動に対し行われた統制処分.全電通は4月28日の中央委で除名63人を含む114人の統制処分を承認した.国労,全逓,動力車も相ついで統制処分を決めた.そして各組合の定期大会では,全電通が除名112人,権利停止197人,全逓が権利停止21人の処分を決めた.国労では2人の中闘の弁明書が提出されたため処分を軽減し,除名31人,権利停止87人,自己批判要求28人の決定で決着をみた.のちに共産党は,4・17スト問題で自己批判を行ったが,この統制処分は直ちには解除されず,その後も尾を引いた.〔参〕《資料労働運動史・昭和39年》.《全電通労働運動史》5巻,1981.⇒1964[政]7.15,1964[労]7.20.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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