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東京海上,別居配転反対闘争[労]1963.12.1

東京海上,別居配転反対闘争[労]1963.12.1

   東京海上の松沼一郎は,同社に働く妻を東京に残して神戸に別居配転させられ,妻に対しては退職が強要された.全損保神戸地協の有志を中心に〈松沼夫妻を励まし守る会〉が結成され,全損保の支援のもとに,要請書,抗議ハガキ,デモなどの別居反対闘争がたたかわれた.1965年8月東京地裁に提訴,’69年3月19日和解成立,’69年7月に会社は松沼を東京に呼び戻し,5年7ヵ月に及んだ別居配転反対闘争は解決した.この後,共働き夫婦への別居配転は80余組にものぼり,’67年には〈夫婦同居をかちとる全国連絡会議〉が結成された.〔参〕全損保東京海上支部《鳥になって飛んでいきたい》1964.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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