総評〈新週刊〉問題[労]1963.7.25
総評〈新週刊〉問題[労]1963.7.25
総評は安保・三池闘争の経験から総評自体として〈マス・メディアをもち,総評の運動と立場を宣伝する〉との考えから,1961年4月独立採算制で〈新週刊社〉を設立,5月以降《新週刊》の発行に踏み切った.しかし,極度の販売不振と経営上の欠陥などから4億円にのぼる負債をかかえる結果となり,《新週刊》は’62年6月廃刊となった.負債処理と責任問題は組織問題として残り,’63年定期大会で論議された.〔参〕《資料労働運動史・昭和38年》.《総評20年史・下》1974.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。