東大ポポロ事件上告審判決[政]1963.5.22
東大ポポロ事件上告審判決[政]1963.5.22
暴力行為処罰法で2学生が起訴され,一審(1954年5月11日),二審(’56年5月8日)は大学の自治を守る正当行為として無罪にしたが,最高裁大法廷は,劇団ポポロ発表会は公開集会での政治的社会的活動であるという理由で,一,二審判決を破棄した.差戻し後の一審(’65年6月26日)は2人を有罪とし,控訴,上告(’73年3月22日判決)とも棄却された.〔参〕田中二郎ほか編《戦後政治裁判史録・2》1980.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。