全労第9回定期大会[労]1963.1.17
全労第9回定期大会[労]1963.1.17
同盟会議結成後初めて開かれた大会.総評の〈ヨーロッパなみ賃金〉に対して〈7年間に賃金倍増〉をかかげ1963年度に10%以上の賃上げをはかることや同盟会議を軸とする民主的労働戦線の結集をめざすため,地方単組が全労に直接加盟できるよう憲章を改正することなどを決定した.大会では,滝田議長が大会前に発表した〈日韓会談促進談話〉や賃上げ闘争に対する総評との態度の違いなどが議論され,〈メーデー近代化に関する決議〉などが可決された.〔参〕《全労10年史》1968.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。