ばい煙排出規制法[政]1962.6.2
ばい煙排出規制法[政]1962.6.2
朝鮮戦争後,大気汚染等の公害が深刻化し,1954~55年に厚生省・通産省が公害防止法の制定を準備したが,経団連等の反対で制定が見送られた.その後問題がいっそう深刻化するなかで,ようやく〈ばい煙の排出の規制等に関する法律〉が制定され,国の指定した地域において〈すすその他の粉じん〉の排出が規制されるようになった.わが国における最初の大気汚染防止法.〔参〕《環境庁10年史》1982.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。