同盟会議(全日本労働総同盟組合会議)[労]1962.4.26
同盟会議(全日本労働総同盟組合会議)[労]1962.4.26
全労から同盟に移行する過程で2年余設けられた過渡的な全国組織.全労加盟組合の増加により総同盟との組織競合問題がおこったことや民社党の選挙地盤を整備する必要があることから,全労から総同盟と全官公とをいったん分離して,残った全労と総同盟と全官公の3団体を並列的に結集した連絡機関として1962年4月同盟会議を結成,議長に中地熊造(全労・海員),事務局長に天池清次(総同盟)らの執行部を選任した.’63年8月,同盟の構成団体代表者会議で確認した〈組織統一の原則と推進の具体策〉にもとづいて,3団体が発展的に解散し,各単産が直接加盟する方式で’64年11月同盟を発足させた.〔参〕《全労10年史》1968.⇒1964[労]11.11.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。