高校全入運動[社]1962.4.24
高校全入運動[社]1962.4.24
1963年をピークとする中卒者急増を背景に高校の増設・希望者全員入学を要求する運動が全国に高まった.’59年から’61年にかけて日教組の大会や教研,母親大会,総評臨時大会等での決議が重ねられ,’62年に総評・日教組を母体とする高校全員入学全国協議会(全入全協)が結成された.国民の進学要求を基礎に,能力主義・多様化政策と対決し,地域での制度改革を求める運動がさらに展開されることになった.〔参〕小川利夫・伊ヶ崎暁生編《戦後民主主義教育の思想と運動》1971.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。