62春闘[労]1962.4.10
62春闘[労]1962.4.10
技術革新,産業構造の高度化を背景に,鉄鋼など重化学工業労組先頭の配置が行われた春闘.だが主軸と目された鉄鋼は3月28日,4月10日ともストを中止し戦列を離れた.4月10日は炭労,合化,電機,紙パ,全造船など21単産,58万人が実力行使に参加した.私鉄の平日24時間ストは1958年以来のことであった.妥結結果は労働省調べで,民間2515円,10.7%と前年を下回った.〔参〕上妻美章《春闘》1976.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。