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仏,ドゥカズヴィル炭鉱スト[国]1961.12.18

仏,ドゥカズヴィル炭鉱スト[国]1961.12.18

   フランス石炭公社が決定したアヴェロン県ドゥカズヴィル炭鉱の廃鉱措置に反対して,12月18日,同鉱鉱夫2千人が争議に突入した.1962年1月には,CGT,CFTC,FOなどによる同情ストや抗議集会なども頻発した.争議はハンストなどを含め3月まで続けられたが,労使問に離職手当・再就職手当の支給などで妥協が成立し,’62年3月21日,協定が発表された.フランスでも最も民度の低い県の1つで発生したこの争議は,地域開発のひずみを露呈するものとなった.〔参〕海外労働経済月報147号.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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