四日市ぜん息患者続出[社]1961.10.-
四日市ぜん息患者続出[社]1961.10.-
四日市コンビナートが本格操業にはいるとともに,1961年夏から磯津地区に大気汚染によるぜん息患者が多発しはじめた.同年9月,塩浜地区連合自治会が住民アンケート調査の結果から,人体被害は病人と子供に著しいと発表,10月には四日市市総連合自治会が〈公害早期解決と工場の設備改善〉を決議するなど,ぜん息問題は地域自治会により本格的に取り組まれることとなった.〔参〕小野英二《原点・四日市10年の記録》1971.⇒1972[政]7.24.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。