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ソ連共産党,’61年綱領[国]1961.10.17

ソ連共産党,’61年綱領[国]1961.10.17

   ソ連共産党第22回大会は,同党の3番目の綱領を満場一致で採択した.この綱領は,ソ連で社会主義が完全に最終的に勝利した結果,プロレタリアート独裁の国家が全人民の国家になったと宣言し,今後20年間にソ連で共産主義社会を基本的に建設することを目標とした.この綱領によると,1961年から’70年までの最初の10年間にソ連は人口1人当たりの生産量で米国を追い越し,’71年から’80年までの次の10年間で共産主義の物質的・技術的基礎を作り,全国民にありあまるほどの物質的・精神的財貨を保障することになっていた.しかし,この目標は綱領採択後数年にして達成不可能なことが明らかになった.〔参〕ソ連大使館広報課《ソビエト連邦共産党綱領》1961.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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