全日通争議[労]1961.9.18
全日通争議[労]1961.9.18
1960年代における〈安定賃金〉反対闘争のひとつ.1961年7月全日通労組が8月以降賃上げ5028円を要求したのに対して,会社が〈’61年10月から’63年10月までの3年間毎年7%の賃上げ〉という〈安定賃金〉を回答.同労組は,これに反対して9月19日から2日間ストライキに突入.21日,10月以降賃上げ3300円という中労委の職権斡旋で妥結した.同労組の2日間にわたるストライキは’59年以来のことであった.〔参〕《全日通労働組合運動史》6巻,1965.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。